『化猫』~猫目線~

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ある大きな屋敷の地下で僕は生まれた。 生まれて間もない頃、僕は兄弟たちがいつの間にかいなくなっていたことに気がついた。 お母さんは末っ子である僕を地下のわかりにくい処に隠した。 あまり動き回れる処じゃなかったけど、お母さんがいるから僕は寂しくなかった。    
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