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俺が甘かった…
流鬼を守れんかった
葵「っく……そ……」
約束守れんかった…
((ガチャ))
麗「葵ちゃん?……流鬼…?」
葵「う…は…」
麗「…戒君呼んでくるね^^」
葵「ぁ……ぅるはっ…」
((バタン))
葵ちゃん…
流鬼の事で泣いてたのかな
俺の為になんか泣いてくれないのに…
羨ましいなあ…流鬼…
麗「ふっ……う…ぅ…くっ…」
ドアにもたれかかって
俺は泣き崩れた
麗「も…どしたら…い…の…」
戒「麗…!!!」
顔を上げれば戒君が居た
麗「か…いく……」
戒「玲ちゃんが急に帰っちゃったからさ;何かあったの?」
麗「…わから…ない」
戒「流鬼と葵サ……」
麗「出さないで」
戒「え…?」
麗「葵ちゃんの名前…俺の前で出さないで…!!!」
戒「ちょっ…麗!!」
俺は走って逃げた
ドアを開ければ二人が見えちゃうから
嫌でも視界に入るから…
俺…もう苦しいよ
葵ちゃん…葵ちゃん……――
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