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蠍が、クククと笑いながらいっていく。
『その子狐の側に、あの人斬りの蛮龍がいる。せいぜい頑張るだな螢・・・・。ククク・・。』
その一言をいって蠍は、消えていく。
『わかったよ。その忠告聞いといてあげるよ。まぁ、あんたも、頑張ってこいよ。』
螢も、クスクスと笑いながら蠍に返す。
『じゃ、螢、その子狐の任務を頼んだぞ。』
『その任務、頼まれました。それじゃ、僕は、いってくるよ。親方様。』
螢も、親方様の前から消える。
『ククク・・・。すべて儂の物になるのは、もう少しじゃ~。ふはははは~。』
親方様は、高笑いをしながらみんなが消えて行く方を眺めていた。
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