第2章 旅立ち

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紅龍は、蛮龍のいた部屋から走り出していき台所に向う。 台所についた紅龍は、とある女性に話しかける。 『綾瀬のおばちゃん、父上、起こしたよ。』 と言う紅龍。 紅龍に、綾瀬のおばちゃんといわれる女性は、この紅龍たちがいる神社の神主の妻である。 『あら、ありがとう紅龍ちゃん、あっ!あと蒼瑪のおじちゃんも起こしてきてくれるかしら。今、お経唱えて、寝てると思うから・・・・。』 と少し怒りマークを作りながら綾瀬は言う。 『は~い!!わかった~。綾瀬のおばちゃん。』 紅龍は、台所から走り出して蒼瑪のいる仏間に走り出す。 ダァ・・・・・。ダァ・・・・。 紅龍が、走りすごい音をたてながら仏間に到着する。すると、仏間の部屋から変なお経が流れてくる。
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