第2章 旅立ち

4/5
前へ
/73ページ
次へ
仏間の部屋から、本当に変なお経が流れてくる。 『ZZzz~~。な~み~ょ~う~。』 この変なお経を唱えているのは、ここの神社の神主で名を、蒼瑪と言う。そこに、ダッシュできた紅龍が、飛び付く。 『蒼~瑪~のおじちゃん起~き~て。』 勢いつきすぎたせいか蒼瑪は、前に倒れる。 『いたたぁ~。あっ!!蒼瑪のおじちゃん起きた。今ね、綾瀬のおばちゃんにね起こしてきていわれたの~。』 といいながら、蒼瑪の後ろで、キャ、キャと遊ぶ。すると、蒼瑪がムックリと起き上がる。 『あぁ~。起きぞ~。紅龍。朝ご飯か~。わかったぞ~ZZzz~。』 『あっ!!寝ちゃだめ~。蒼瑪のおじちゃん行くよ~。』 寝ぼけている蒼瑪の手をひっぱりながら仏間から出ていく。2人だった。
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加