第2章 旅立ち

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仏間から出てきた、2人は、茶の間に向う。茶の間に着くと、蛮龍と綾瀬がちゃぶ台の前に腰をすえ、待っていた。 『紅龍ちゃん、蒼瑪のおじちゃん起こしてきてくれてありがとう。』 紅龍と蒼瑪もちゃぶ台の近くにいき、腰をすえる。 『さぁ、食べましょう。いただきます。』 『いただきます~。』 みんなして、食べ始める。すると、蒼瑪が、蛮龍に話し始める。 『そろそろ、ここを出発するのか?蛮龍。』 『はい、そろそろ・・・。あの事件のこともまだ、終わっていませんし・・・・。』 徐々に暗くなっていく蛮龍。そこに、蒼瑪は、思いきり背中を叩いた。 『蛮龍、お前が、くよくよしてしてどうする!!しゃんとしろ!しゃんと!!』 『えぇ、わかりましたよ。蒼瑪の旦那。』 蛮龍は、ニッコリと笑う。 その後、朝ご飯を食べ終え、出発の準備をする2人。その2人の側に綾瀬が近付く。 『蛮龍、紅龍ちゃんいってらしゃい。あっ!!紅龍ちゃん、これをあげるわ。』 綾瀬が、紅龍の首にお守りがついた物をかけてくれた。 『ありがとう!綾瀬のおばちゃん。いってきます~。』 『それじゃまた・・・・。綾瀬さん。蒼瑪の旦那。』 2人は、蒼瑪と綾瀬に手を振りながら神社を後にする。
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