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仏間から出てきた、2人は、茶の間に向う。茶の間に着くと、蛮龍と綾瀬がちゃぶ台の前に腰をすえ、待っていた。
『紅龍ちゃん、蒼瑪のおじちゃん起こしてきてくれてありがとう。』
紅龍と蒼瑪もちゃぶ台の近くにいき、腰をすえる。
『さぁ、食べましょう。いただきます。』
『いただきます~。』
みんなして、食べ始める。すると、蒼瑪が、蛮龍に話し始める。
『そろそろ、ここを出発するのか?蛮龍。』
『はい、そろそろ・・・。あの事件のこともまだ、終わっていませんし・・・・。』
徐々に暗くなっていく蛮龍。そこに、蒼瑪は、思いきり背中を叩いた。
『蛮龍、お前が、くよくよしてしてどうする!!しゃんとしろ!しゃんと!!』
『えぇ、わかりましたよ。蒼瑪の旦那。』
蛮龍は、ニッコリと笑う。
その後、朝ご飯を食べ終え、出発の準備をする2人。その2人の側に綾瀬が近付く。
『蛮龍、紅龍ちゃんいってらしゃい。あっ!!紅龍ちゃん、これをあげるわ。』
綾瀬が、紅龍の首にお守りがついた物をかけてくれた。
『ありがとう!綾瀬のおばちゃん。いってきます~。』
『それじゃまた・・・・。綾瀬さん。蒼瑪の旦那。』
2人は、蒼瑪と綾瀬に手を振りながら神社を後にする。
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