拘束むくろと阿呆びゃくらん

4/11
前へ
/40ページ
次へ
コンコン 「あ、綱吉クンだ」 「!!」 「どうぞ~」 「失礼しまーす。ごめんね白蘭、また骸が面倒かけて」 「いいよいいよ、こっちにはなんの損害もないし」 「そう?ほんともう諦めたらいいのにねぇ…何をそんなに白蘭に勝ちたいのか…。はぁ、ごめんね忙しいのに」 「忙しさだったらそっちも一緒でしょ?まぁ僕はいつも骸クンを迎えに来る綱吉クンに会えるの嬉しいし、割りと楽しんでるよ」 「はは、そう言ってくれると助かるよ。じゃあオレこれから会議があるから行くね。ほんとありがと」 「うん、頑張って」 「またね…って、いけない忘れ物、骸帰るよー」 「………」 「なにまた拗ねてるの?懲りないねお前も。会議あるんだから、ほら立って。あ、百蘭鎖外してもらっていい?」 「そうだったね。ちょっと時間かかるかもしれないから先に下に降りてなよ、すぐ行かせるから」 「そう?じゃあなるべく早くお願いね!骸もぐずぐずしてたらおいてくからね」 バタン
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加