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笑花を寝かしつけた後は夫婦の時間。
ピトッと一哉にくっつく楓花。
一哉は楓花の肩に手を回しそっと頭を撫でる。
「一哉?」
「ん?」
(あいしてる…)
「何でもない」
「何だよ?」
「エヘヘ」
「気持ち悪いヤツ」
と言いながらも一哉は笑っている。
楓花はあの日に出会ったのが一哉でよかったと思っている。
結婚生活より恋愛期間が短い二人だが日が経つにつれどんどん相手を好きなる。
結婚生活を続ければ続けるほど気持ちが遠退いていく夫婦もいるが、一哉と楓花は遠退くことはないだろう。
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