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楓花は丸一日眠り続けた。
「う~ん」
「楓花?」
「一哉?」
「やっと起きたか…」
「あっお義母様…」
「楓花さん。よくがんばったわね。一哉から聞いたわよ」
「はい。わざわざ北海道から来てくれたんですか?」
「当たり前よ。初孫ですもの」
「すいません」
「さぁ楓花?」
美鈴が怖い顔で楓花を見ている。
「な、何?」
「どうして産まれる今まで言わなかったのか説明してもらいましょうか?」
「そ、それは…いろいろあって…ねぇ?一哉?」
楓花は一哉に助け船を求めた。
「えっ?あ、あぁ…いろいろな…」
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