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「すごいな…」
リビングの散らかりように一哉は呆れる。
「一哉!原田さん!おかえりなさい。笑花パパ達が帰ったよぉ」
「原田パパでちゅよぉ」
一哉が笑花に近寄るより先に原田が笑花の元へ行く。
「だからなんでパパなんだよ?」
「パパが二人いてもいいじゃないですか?」
「いやパパは俺だから!お前は爺だ!」
「………笑花は原田パパがいいでちゅよねぇ」
原田が笑花を抱き上げようと手を出すと、横から一哉が笑花を奪った。
「笑花が原田をパパって呼び出したらどうするんだよ!お前は原田爺ちゃんだ!」
「はいはい。笑花!原爺でちゅよぉ」
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