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今日は笑花を原爺に預けて楓花は一哉を連れ買い物に来ていた。
「まだ買うのか?」
「まだまだぁ」
「こんなに…どこに着ていくんだよ?」
「デートかな?」
「楓花!?」
「なぁに?」
「誰とデートするんだ?」
「さぁ?」
一哉はクルッと後ろに振り返り歩き出した。
「ちょっと!どこ行くの?」
「返品!」
「ええっ!?待って!冗談!冗談だからぁ!」
両手にいっぱいの荷物を持つ一哉を楓花が必死に止めていた。
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