廃墟の都市

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廃墟の都市

そしてゲームの世界と思われる所から現実に戻って来た3人は都市を捜索し始めた。 雄太「それにしてもかなりの変わりようだな」 麗奈「今さっき戻って来ただけなのに」 シルファ「やっぱ誰もいないな」 雄太「ん!あっちから声が!」 ???「助けて!」 ???「助けてくれ!」 ゾンビにやられそうな人が二人いた。 雄太「あいつは彰(あきら)と洋樹(ひろき)じゃないか!」 麗奈「幼馴染みなの?」 雄太「俺と同じ高校の同級生だよ!早く助けないと!」 とっさにゾンビ達にたいあたりをし、すぐさま逃げ始めた。 彰「雄太!助かったよ!まだ捕まってなかったか」 雄太「シルファのおかげでね」 洋樹「あのゲームの主人公か有り得ねぇよ!」 シルファ「今はそんな事言ってる場合じゃないよ!」 麗奈「どうするのよ!このまま逃げてても捕まっちゃうわ」 シルファ「分かったわ私がくい止める!」 雄太「くい止めるって武器もないのにか!」 シルファ「武器を持ってないはずがないでしょ!」 ポケットからハンドガンをだして撃ったゾンビはたちまち溶けてしまった。 彰「レーザーガンだ!スゲェ!」 しかしゾンビは一向に減らない。 雄太「ヤバいやられる!」 シルファ「雄太これを!」 とっさに渡されたメリケンっぽいのをつけてみた。 雄太「なんだよこれ」 シルファ「手を回転させて拳を撃て!」 雄太「分かった!はぁ!」 雄太は手を回転させ拳を撃った。すると、手から炎がでて来た。 雄太「なんだ!すごいじゃん!」 シルファ「そして早くたたき込め!」 そして雄太は無数の炎を叩きこんだ。ゾンビはだんだん炎の中に消えていった。 雄太「スゲェ今までなんで出さなかったんだよ」 シルファ「このレゼンドナックルは自分の勇気が消費されるんだ。消費し過ぎると力が弱まってしまうんだ」 彰「俺たちにはないの?」 シルファ「残念ながら一つしか持ってなかった」 麗奈「ところでこのあとどうすんの?」 シルファ「とにかく戦艦を探そう」 洋樹「でもどこから探すんだよ適当に探してても見つからないよ」 シルファ「でもあっちからやって来てるよ」 シルファが指を指す方向を見てみた。するとすごいでかい戦艦が空からやって来た。 雄太「前見たのと違うぞ!」 シルファ「敵の力がそれほど強くなってるって事だよ」 彰「ひぇ~」
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