孤島の上

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悲しくなった。 だってそうでしょ? あまりの悪臭に蜂になった自分を認めるしかない。ここに住んでいた時は、これほど臭いを気にしなかった。 加藤の後ろをただ……ただ、逃げ出したいのを我慢しながら、飛んでいるだけ。
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