孤島の上

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ママが死んでしばらく経った頃、アイツはここにやって来た。 養護施設で先生だったアイツは、一人きりになった私を『カワイソウ……。』て毎日毎日言ってくれた。 耳元にアイツの息がかかる度、アイツの手が体を這う度、私はゾッとしたの。
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