私の死

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食べたいものだって、母親が何でも持って来てくれる。 部屋だって、どんなに散らかしても、母親が綺麗にしてくれる。 お風呂でだって、自分の体を洗わないの。 だって私は可哀相なんだもの。 イジメにあって学校へ行けなかったんだもん。 母親が可哀相、可哀相……て言って背中を流してくれたのよ。
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