白き世界

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私はとにかく前へ進むことにした。 盲目になった人のように、両手を前に出して障害物がないのを確認して、右足を少しづつ滑らせるように出す。 それを何度か繰り返えして、少しづつ少しづつ進んではみたけど、手にも足にも触れるものがなかった。
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