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あまりにも可哀相なので少しばかり慰めてやると、再び笑い出したのでオレはキレる。
「黙れや」
「スミマセンでした許してください」
案外丈夫そうな体つきに反してヘタレなようである夏ジジィ。
そこで妙なやり取りをするオレにおっとりとした少女の声が聞こえてきた。
「ときやぁ…早く、やってしまわないのー?」
少女の身を包む紅葉色のレースが揺れる。
彼女はオレと同じく季節を終わらせる(倒す)為に戦う、季節終わらせ隊名付けてバスターズの一人だ。
とりあえずオレらのネーミングってマジでダサいな…。
付けたのはオレじゃないけど。
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