日が昇らぬ世界

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全く自分自身が嫌になる、自嘲めいた願望程始末に負えない物だ。 等と、暫く思考していた間に確認が終わったらしい。 受付嬢がやけに慌てているが気にしない、恐らく新人なのだろうと勝手に結論づけ、案内された5階層へと辿り着いた。 螺旋状の階段は、確かに芸術的に美しいが、実際に歩くとなると些か疲れるとも確信した。
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