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OKだって事……?!
本当に?!
私で良いの?!
授業何て上の空。
先生の話なんて全く耳に入らない。
顔がニヤケてる。
チャイムと同時に、理科室を飛び出した。
直ぐ隣の先輩の教室に駆け込む。
授業は終わっていたものの、まだ先生が教室に居た。
先生も驚いてる。
先輩をホールへ連れて行き、ドキドキしながら話す……。。。
「本当に、本当にいいんですか?!」
『えっ?まさか冗談だったとか?』
「いや、本気だけど…」
『まぁ、そんなこんなだけどさ、マイペースで行こうや!』
「よろしくねっ」
『こちらこそっ!返事遅くなっちゃってごめんね。』
「日記読んで最初はショックだったけど……最後まで読んだときに思わず叫んじゃった」
『じゃぁあのキャ~!!ってのはやっぱりひでみだったんだ。』
チャイムが鳴って、そんな会話でお互いの教室に戻る。
夢みたい。
私に彼氏?!
クラスの誰もが耳を疑うよね。
でも……
真実。
夢じゃない。
次の授業も当然上の空。先生の存在も忘れてる。
チャイムが鳴って、今度は翔先輩が私のクラスに来た。
2人で職員室へ行き、栄治とお互いの担任にわざわざ報告(笑)
先生達もビックリ。
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