竜。

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って言うのは大袈裟です(笑) 時間もハンパだし、カラオケにでも行こうか~と、カラオケへ。 気の合う2人は殆ど歌いたい曲が一緒。 ……って言っても、アニソン何だけどね💦 そんな訳で、その日も早速アニソン熱唱。 いつも不思議に思うことがあった。 広い部屋や、狭い部屋。ソファーの配置に関係無く、竜は必ず隣に座ってくる。 嫌じゃないけど、暑苦しい。 好きじゃないけど、一緒に居たい。 何故? 竜は毎回隣りに座るんだろう……? ま、そんな事はどぅでもいっか。 誰がどこに座ろうが、別に気にしない。 この日も、竜は隣に座ってた。 曲の間奏… 長いな…… 無言だな… 何か話してよ 歌本片手に俯く私。 『ねぇひでみ』 呼ばれて顔を上げると、竜の唇と私の唇が重なった……。 えっ?! 今……キスしたよね?!どうして?!何で?! 唇が離れてからも、無言の2人。 からかわれてる? 不慮の事故? ただの気紛れ? 『ひでみは俺のこと好き?』 …………。 嫌いじゃないけど……。一緒に居たいと思うけど……。恋愛の対象…異性として見ていなかったから……。 『俺はひでみの事が好きだから』
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