第1章 九月の空

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彼女と暮らしたアパートや二人で通った定食屋を見てまわるうちに 断片的に色んなことを思い出し 懐かしい匂いに包まれた   大学周辺を見て回った私は 次に琴平方面へと車を走らせた 彼女の実家がある方向だ   途中 道端の風景や交差点なども懐かしく まるで数ケ月前にそこを通ったような不思議な感覚だった 最初は 行くつもりはなかったのだが 彼女の故郷の田舎町に入ると 彼女の実家を見てみたくなった                 ✨✨image=188923672.jpg
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