第壱升 秩鋤

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~放課後・2-C~ 「い・・・・・すい・・・・・妙翆!!」 「!?」 私は呼ばれる声で我にかえった。私の隣にはその声の持ち主であろう人物が立っていた。 「狐々・・・・・」 「どうしたの?ポーッとして」 「ちょっとね」 私は苦笑いしながらそう答えた。 この子は狐々、雲雀と同じクラスメート赤薔薇行人の彼女。この子はちょっと子供ぽい所があって可愛いのよね。それに人見知りみたいだし。 「??」 狐々は不思議そうに妙翆を見ていた 「帰りましょうか。雲雀達が待っているだろうし」 「うん」 私達は校門で待っていた雲雀達と合流し四人で楽しく帰った。
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