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「…貴方確か…」
「斎藤光輝ｯ。光輝でいいよあっきー☆」
…あっきー？
てかなんだこいつ…
馴々しい…
「何。あっきーって」
「名前秋葉だろ？だからあっきー」
「…やめてくんない斎藤」
「あっきーも斎藤やめて！頼むｯ」
「貴方もやめないとこのままです斎藤」
「………；；」
俺に口喧嘩で勝とうなんて無理無理。
…あっきー…
なんか聞いたことあるあだ名…
なんだっけ…？
でも気にくわねぇ。
「で、なんの用？」
「あぁ、特に用はないんだけどあのｷﾓｲ奴どーゆー関係？」
ｷﾓｲ奴…？
あぁ、瑠美か。
こいつから見てもｷﾓｲか。
「何で？」
「いや、なんか付きまとってるけどあっきー辛そうな顔して無視してるから。友達じゃないだろうなって」
…なんでこいつここまで知ってんだよ
よく見てる奴…。
変なの。
「ってかあっきーって呼ぶな」
「そこかよ！他無視！？」
「あ、先生きた」
「無視かよ！；」
なんなんだ
めんどくさい奴。
でも
なんでわかった？
顔に出さないようにしてるのに。
無表情のつもりなんだがな…
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