間に合え

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十人の手を手に入れた夢は儀式を行うため山へと向かう そこには正夢派も気付かぬ隠し通路がある その通路までは一時間かかる 途中で邪魔が来なければいいなと、思っていた矢先 ヒュッと音がしたとっさに横に跳びよけた すると カッカッカッと音がし、手裏剣がコンクリートの地面に刺さっているではないか 夢 「隠れてないで出てきたらどう?ふふっ、もっともあなたたちでは相手にならないけどね」 笑いながら隠れてる相手に話しかける夢 ? 「このクソガキガァ言わせておけば💢」 挑発にのり一人が木の上から出て来る 夢 「はっ馬鹿が挑発にのるやつがあるか」 斬 言葉がおわるか否かのうちに出て来た人影は真っ二つになる 夢 「全員生きて帰れないと思え💢」 シュッ 斧を投げる ザクッ 「ぐわっ」 斧は場に居た他の襲撃者に迫り次々と薙ぎ倒して行く パシッ 手には血だらけの斧が帰ってきた 辺りは血の海だ 沢山の返り血を浴びた するとポツポツと 雨が降ってきた 慌てて隠して用意していた雨合羽を着る 夢 「急がないと」 再び走り出す
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