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次の日の朝
「おはよ~☀」
はるみが笑顔で声をかけてくるの見て安心した表情のユカ。
「おはよう。どう?OKだった?」
昨日の夜
「デートに誘ってみれば?もし二人じゃ気まずいならワタシたちも一緒に行くよ!」
家に帰ったはるみはケータイを握ったままベッドの上で
ゴロゴロする…。
ユカの言葉が頭の中をグルグルしている。
枕に顏をうずめる。
はぁ~。頑張れ!ワタシ!
「今週の日曜日よかったらデートしない?」
送信
………。
送信しました。
送っちゃったぁ~。
メール送ってすぐにケータイがなって少し驚きながらも
誰からなのかを確認する。
たかしくんだぁ!!
「いいよ!デートしようよ😃どこに行きたい?」
はるみは嬉しくて飛び上がりたい気持ちになった。
休み時間はるみとユカは廊下で立ち話。
「上手くいってよかったね☆初デートどこに行くことにしたの?」
「え~っ!?ナイショ☆」「こら!おしえろ~☆」
ユカとはるみがじゃれあっていると、隣のクラスから数人の男の子がでくる。
はるみは軽く手をふると
男の子も手をあげる。
はるみは男の子の後ろ姿を見ながら微笑んだ。
「ふ~ん。なんか、うらやましいぞ~!!」
ユカははるみから逃げるように走り出した。
「待って~!」
~昨日の夜~
気づけばもう夜の11時近く
コンコン!ドアをノックする音がして慌ててケータイを布団に隠した。
「はるみ~もういいかげん寝なさ~い!」
「は~い!」
母親がドアから離れたのを確認。
送信
ゴメン。ママがもう寝ろってうるさいんだ😅
受信
ごめんね😢こんな時間までメールさせちゃって😭
送信
気にしないで👍大丈夫😃
でもそろそろ寝るね💤
また明日学校で✏おやすみ☆
受信
また明日ね~✋おやすみ💤
受信
はるみちゃんのこと
大好きだよ❤
送信
こんな✉送られたら、寝れないよ~😆 ワタシも大好きだよ💕
END
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