生きてく強さ

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知らない人が 何人も通り過ぎ 知らない人が 何人もアタシに触り 時折アタシに石を投げ 紐でアタシを吊したり する事もあった。 その度誰かに 助けられ 一度は飼われそうに なった事もあったけど、 アタシはメグちゃんを 忘れる事は 出来なかった…。 いつの間にか アタシの中では お母さんじゃなく メグちゃんが 全てだった… アタシを見るその目が アタシに触れるその手が 全てメグちゃんで ありますようにと いつも願っていた。
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