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「アバディーンの南にある暗闇の森だ。その奥に小屋がある」
ルイスが答えた。
「なぜそんなところに小屋があるんだ?誰も住んでいないのか?」
またメンバーの一人が問いかけた。
「昔は住んでいたらしい。アバディーンの兵士が兵士隊長と殴りあいの喧嘩をして、国王に追放されたらしい。その追放された兵士が住んでいた小屋だ」
ルイスが話終えたころ、アジトについた。
中に入ると、一人の男がソファーに腰掛けている。
「ルイス。お宝はあったか?」
男がルイスに話かけた。
「ジャック、これは高く売れるかもしれないぜ」
ルイスはそう言って金貨をさしだした。ジャックと呼ばれた男は、窃盗集団のリーダーだ。
「ほう、なかなかいいものを見つけてきたな」
ジャックは金貨を手にとり、金貨の表と裏をひっくりかえしては眺めた。
「よし!ご苦労!みんな、今日はゆっくり休んでくれ。見張りは俺がやっておく」
ジャックがそう言うと、メンバーはうなずき寝転がった。
「俺も休ませてもらう」
ルイスもそう言って寝転がった。
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