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「こいつらと一緒に行けば、底の見えない地割れが見つけられるかもしれないだろ?」
ジャックはルイスに小声でそう言い返した。
「なるほど!」
ルイスは大声で言った。
「どうしたの?」
突然の大声をだしたルイスにアイリが問いかけた。
「い、いや‥‥なんでも‥‥それより、まずは何処に行くんで?」
ルイスは慌ててシンに問いかけた。
「まずはケルブに行って、仲間になってくれる人をさがしてみる」
シンがそう言うとアイリが問いかけてきた。
「仲間になってくれる人なんているの?」
「仲間になってくれるかどうかは分からないけど、一人頼んでみたい人がいるから」
シンはそう言って歩きだした。
「それじゃぁ、ケルブにいこうか!」
ジャックがそう言って歩きだす。するとシンがジャックに言った。
「討伐隊の隊長は俺だから、俺の指示に従ってもらうよ」
それを聞いたジャックとルイスは驚いた。
「討伐隊‥‥ってなに?」
「魔族討伐にいくんだよ」
アイリがそう言うと、また二人は驚いた。
「そ、そんなこと、聞いてないぜ!?」
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