俺の部屋という名の牢獄

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『ど、どう?』 雫は頬を赤く染めながら感想を聞いてきた。 「綺麗だ。」 俺は思ったことをそのまま言った。 笑うなんてとんでもない。 『よ、よかった~。ふぅ。』 すると雫は心の底から安心したように深呼吸した。 そのため胸が大きくなったりするわけで俺の心は躍った。 『さ、触ってみる!?』 見てるだけで満足していた俺に雫は追撃をかけてきた。 これに触る……だと? もちろん触りたいのは山々なんだけどこんな純粋なモノに俺が触れて良いんだろうか?
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