俺の部屋という名の牢獄

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「い、良いのか?」 最後の問いかけ。 これを雫が許したらたぶん俺は狼さんへと変貌するだろう。 雫、ここが最終防衛ラインだぞ? 『うん、もうこれは光のモノなんだから好きにしなさいよ。』 雫はお触りに許しを出した。 途端俺は狼さんに姿を変えた。 『ひ、光!?』 突然上にのし掛かってきた俺に雫は目を見開き驚いている。 すると雫は覚悟を決めたのか目を瞑った。 俺はその晩、それを隅から隅まで堪能して気づいた時には寝てた。 こうして俺と雫の関係は長い月日の末、一歩前進した。
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