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そんな梨花を見て、後悔の念が押し寄せてくきた。
「ごめ････梨」
「私は！････私、は････」
強い言葉で僕の謝罪を遮る。そして次の瞬間、意を決した強い目を、僕に向けた。
「私は、一臣君の彼女だもん」
そう言って、一瞬寂しそうに笑って、また泣いた。
「････わかってるよ。だから泣くなよ。」
言わせるつもりは無かった。ただ、言いたかったんだ。言って、全て僕が悪い事にして君の前から去ろうと････思ってたのに。
（それでも、やっぱり好きだよ、梨花････）
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