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窓際の1番後ろ。
香月的には1番いいポジションであった。
香月はその席に向かって歩いて行く。
が!ここで事件発生!
ピラ
「んだよ。色気ねーパンツ。」
この餓鬼!あろうことか、一応女なんだぞ!スカートめくるやつがあるかぁー!?
キレるぜメーター
只今60%
くっ堪えるんだ!
ここで問題起こしたら…殺される!
我慢だ香月!
「…っ…ハ、ハナシテ…クダサイ…!」
香月は怒りを抑えるので精一杯なのか声を出すのがいっぱいいっぱいだった。
しかし、スカートを持った手は放してもらえずにいた。
「絶対お前勝負下着持ってねーだろ!ってことは処女かなぁー?ギャハハ!」
その言葉に周りも笑いが溢れる。
プッツン
香月の頭のキレメーターが限界を達し、
「…てめぇら…アタシが何も言わないと思って喋りやがって…下着が色気なくてなにが悪い!てめぇなんかに色気など語ってもらいたくもねー!処女?最初はみんな処女に決まってんだろーが!逆にがばがば足開いてる女のほうが気持ち悪いわ!」
バキッ!ドカッ!グシャ!
数分であっという間に周りにいた男子を殴り飛ばしてしまった。
「ま、マジかよ…」
「信じらんねー…」
何がというと、
「おい。香月、その辺にしとけ。学校壊れたら大変だろうが。(修理するのが。)」
スカートを持ち上げた生徒は、香月に胸倉を掴まれ、殴られ、吹っ飛ばされてしまい、壁に激突。
おまけに気絶。
香月は俊樹の言葉にハッとして、そそくさと席に着いた。
や、やってしまった💧
どうしよう!停学!?留年!?はたまた、退学!?
嫌よ…退学なんてお母様に言ったら…また外国に戻される!
涙目になり、俊樹を見て、退学にはしないでと暗示をかけるが、俊樹は
自分でなんとかしろ。
と鬼のような暗示が返ってきた。
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