国語にて

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「なぁ、お前喧嘩強いんだな!?」 ため息をついていると、隣の男子が声をかけてきた。 その男子は金髪で、ピアスをつけていて、背も高いとみえる。 香月的に所謂、チャラ男?みたいな感じ。 さらに、チャラ男は香月をキラキラとすげぇ的な目で見ていた。 「あ、えーと。昔ちょっとヤンチャをしてたんですよ。喧嘩は強くないですよきっと。」 苦笑いをしながら今更ながらも違うと答える。 しかし 「そりゃおかしいな?アイツこの学校じゃ2番目ぐらいに強いんだぜ?」 「嘘…」 「本当本当。」 ……私、マズイのに手出した? だってあれはあっちが悪い!…けど、いきなり殴ったのはダメだよね…。 どうしよう! 「どうしよう!仕返しとかされるかな!?いや、もしかして教育委員会に訴えられる!?はたまた、逮捕!?ねぇどうしよう!」
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