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くるっと後ろを向き、窓から引き上げようとしたとき… 「え…っ?」 ターゲットに気付かれたらしいが、そんなことはお構いなしに窓のサッシに足をかける。 「ま、待って…!」 がしっ 「ふぇ…?」 腕をつかまれて、バランスを崩した。 しまった、姿も消しておけば良かった。 そう思ったが、時既に遅し… 「きゃあっ!」 「危なっ…」 そのままあたしは、驚かせようとしていたターゲットの人間に逆に驚かされてしまい、その人間の方へと倒れ込んでしまった。
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