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《微睡み》
もっと早く……アナタの事が好きだと……気付けばよかった……。
私はただ……アナタの心が欲しかったんだ。
出会って、好きになって、
辛くて……毎晩、泣いた。
君のくれる言葉はいつも温かくて…………冷めた私は怖かった。
いつか、離れる時が来るのは解っていたはずなのに…………
受け入れられないよ。
アナタが居ない、ただそれだけなのに、
まるで夜の海の様に深い闇に覆われてる。
白い月の光さえ届かないんだ。
ねぇ………忘れないでよ?
ここに共に居た事を。
ねぇ………助けてよ。
嘲笑うように輝く太陽から私を。
ねぇ……………。
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