足枷

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何処から道を誤ってしまったの どうして憎しみあうの 共に過ごした日々 一緒に見た景色 交わした言葉 あなたのキスも 肌の匂いも 覚えているのに 忘れられないのに 優しかったよね 暖かかったよね つらい時はいつも そばにいてくれたのにね 幼い独占欲で縛り付けないで あなたの一番にはもう なれないのに あなたは誰を見ているの? 私ではないことだけは それだけが確かなこと それならば もう私を忘れて 優しい想い出も 全て
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