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何で麻矢、
泣いてんだよ…
『ひ…ろ……
っ私…裕…樹の事…
すっ…き………のに…
裕……樹は私…のこ…
どう…で…いい…のかなっ』
麻矢、何言ってんだよ💦
俺は麻矢の後ろから
優しく抱きしめた
『…!!…ひ…ろき??
何…で??
も…しか…してっ…
今っ…の…
聞いっ…てた?』
「あぁ、聞いてた。
麻矢がどうでもいいわけ
ないだろっっ。
俺は麻矢がいないと
生きていけないよ…
麻矢は??」
『私…もっ…
裕…樹が大好…きだよ』
「よかったぁ…
今日はホントにゴメンね。反省してる」
『そんっ…なの。
私の…我が…儘なんだから…気に…しな…いで』
「麻矢の我が儘じゃないよ。
俺の我が儘。
分かったぁ??」
『…う…ん』
「じゃあ、もう泣きやんで、笑って??
麻矢は笑顔が1番可愛いから」
俺は後ろから抱き着いたまま、
麻矢の涙を指先で
拭った。
「あ➰あ。
もう後1分で今日も終わりだ」
『あっ、誕生日プレゼントがあるんだ。
ちょっと待ってね』
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