恥ずかしがり屋のお姫様

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俺の名前は葉山竜也。 高校1年の爽やかboy…って、自分では思ってる。 まぁ、実際そうなんだけどね。 周りの奴等は照れてそんなこと言ってくんないの。 って、今は俺自身のことは別によくて… 俺が紹介したいのは俺の彼女。 名前は秋山絵梨香。 同じクラスの、学年一容姿端麗で成績優秀な自慢の彼女♪   優しくて普段ははっきり自分の意志を持ってる人なんだけど、恋愛が絡むと素直になれなくなるらしい。 付き合い始めてしばらくしてそれはわかったんだけれど、素直じゃなくなった時の彼女が何を考えているのかは、今でもわからない時がある。 実際、今もその状態で。。。 「はぁ…」 「何溜め息ついてんだ?自称爽やかboy」 深く息を吐いて机に頬をくっつける俺に、親友の西山優斗が冷淡に言った。
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