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幼稚舎でよく遊ぶのは同じ組の男の子たち。
みんなも日本では大きな会社の子供が多いんだ。
だから、普通の幼稚園児は自由奔放で周りに気を遣うなんてことしないのだろうけれど、僕たちは物心つく前から英才教育を受けているから、普通の子供よりは全体的に大人びている。
僕はみんなと一緒に遊びながらも、心では"親に言われて僕と仲良くしてるのかな"って思ってるんだ。
だって、みんな僕に気を遣っているのがわかるから…
よく遊ぶ子たちの中に、お父さんのボディーガードをしている葉山龍さんの息子の葉山竜也君も居る。
だけど、竜也君はそんなの関係無いっていうように、僕とも対等に遊んだり話したりしてくれる。
僕はそれが嬉しくて、竜也君ならもっと仲良くなれるかもしれないって思ってるんだ。
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