第二場面

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校舎裏にて―   亜矢「昨日は良かったわねぇ。何事もなく、生徒会に募金を届けることが出来て…誰のお陰か、分かってるわよねぇ?」 麻由美「う、うん・・・」 亜矢「で、お金は持ってきたの?」 麻由美「あ、はい。借りた分は全部だよね…?」 亜矢「え、何それ。これは利子よ。り・し!」 麻由美「え・・・そんな・・・」 取り巻きA「はぁ?お前、亜矢の恩を忘れたのかよ!」 亜矢「文句あるわけ!?あたしが貸してあげなかったらどうなってたの?嫌だったらみんなに言っちゃおうかな~?“橋本さんが預かった募金のお金を無くしちゃった”って♪笑」 麻由美「お願い!それだけはやめて!!」 麻由美、亜矢にすがり付く
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