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毎日変わらない道。 毎日代わり映えのない街並み。 高校生活はただ慢性に過ぎていく。 普段は吹奏楽部があるが、生憎テスト期間で休みだ。 毎日部活の友達と帰っていたので、休みになるとクラスが違う友人とはなかなか一緒にならない。 ユカリは人付き合いがあまり得意ではなかった。ていうか正直めんどくさい。 (本音など言い合えない上っ面だけの友人関係なんて…時間の無駄だよ…) ユカリはふと、【あの】声を思い出してしまった。 ユカリちゃん… ワタシタチ…… ずっと………… あーヤメヤメ!! 思い出したくないんだってば! ユカリは頭をぶるぶる振りながら見えてきたスタボに早足で向かった。
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