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ゴロゴロゴロ…
雷が随分と近くで鳴った。
その時、カッと眩しい光が
辺りを包む。
まぶし!!
目の前が真っ白になって
しばらく何も見えなかった。
ゆっくりと目を開けて
辺りを見回す。
まだ目が慣れない。
あまりの眩しさに少し目を
やられたようだ。
ふー…
ふー……
自分の息づかいが
嫌に耳につく。
違った。
私じゃない。
何かが……
いる。
恐怖で一歩も動けなかった。
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