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ある日、地球に神様が降りてきて、こう言います。
「地球のみんなよ！おまえたちの願いを１つだけ叶えてあげよう。一週間後に、一番数の多い願いを叶えよう！」
そして各国の代表が集まり、どんな願いにするべきか討論を繰り広げます。しかし、議論は混乱し結論をまとめることが出来ませんでした。
そうこうしている内に期限が訪れ、再び神様がやってきます。
「よろしい。それではみんなの願いを叶えよう！」
次の瞬間、地球上の人間が一人残らず消えてしまったのです。
一体、どうして、そんな事になってしまったのでしょうか？
それは、地球上に生きるほとんどの生物の望みだったのです。
地球を破壊していく人間を地球上から消して欲しいという願いだったのです・・・
実は「みんなの願い」というのは、人間にだけ問いかけられたものではなく、地球上すべての生物への問いかけでした。
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