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『郵便局員の仕事ってどんな仕事でしょうか?』
と問われたら、あなたは何と答えますか?
きっと多くの人が、「ハガキを集める」「郵便物を届ける」「窓口でお金のやり取りをする」 と答えることでしょう。
そして、郵便局員の仕事は退屈で、毎日同じことの繰り返しというマイナスのイメージを持つかも知れません。
それがある郵便局員は違っていて、彼はいつも陽気で楽しそうに、気が滅入るような天気の日ですら、口笛を吹きながら配達をしています。
彼の答えは違っていました。
「私はただ手紙やハガキを配っているわけではないんです。人と人をつなぐお手伝いをしているつもりです、人の輪を作るお手伝い!
それに、私が届ける郵便を待っている人たちがいる訳だから、その期待を裏切りたくないのです」
あなたの仕事は何ですか?
あなたは何と答えますか?
大切なのは、仕事の種類ではなく、何のために、そしてどのように仕事をするかではないでしょうか?
私たちには、その答えを選び、決める自由があります。
同様に、与えられたこの人生にも意味があります。
さて、どんな意味があるのでしょう?
あなたの使命とはどんなものでしょうか。
これらの答えを誰が教えてくれるのか?
そうです。
生きる意味とは結局のところ、誰かに尋ねるようなものではなく、自分自身に問いかけるものです。
人は皆、生き方を問われていて、自分なりの生きる意味を見出だすことによってしか、その問いに答えられないのです。
自分で責任を持つのが、答えに辿り着くただ一つの道と言えます。
ではどうすればいいのか?
今、目の前にある状況に真剣に取り組むこと。
そうすることで、次のステップに進むために必要な鍵が見つかり、今まで気づかなかった自分の一面が発見できるはずです。
そうすることで、本来自分が進むべき方向がもっと明確に、はっきり見えてくるのです。
あなたの人生に、必ず転機がやって来ます。
嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと、人によって形の違う転機です。
そんな時こそ、自分自身に問いかけて下さい。
『この状況は何を呼び掛けているのだろうか?』
『この出来事から何を学べと言っているのだろうか?』
きっと、何かが変わる筈です。
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