出会い

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食堂に着くといつものメニューを選び、いつも大体座る席に座る。 「またオムライスかよ!」か言う高城は珍しくカツカレーじゃなく、A定食だった よく見るとカツが乗っていたので、ただのカツ好きだと言う事が今更ながら分かった。 講義の出来やらこれからの事やら、そんな他愛のない話をしてると 「なぁ、雄大‥」 「ん?」 「小百合ちゃんどうしたんだよ」 「‥あぁ別れた」 すると高城はカツを食べようとした箸を置いて、右手の親指と中指を繋げて、僕にでこぴんした 「別れたじゃなくて、フられたんだろ!どーせ」
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