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荊州(呂曚軍)
呂曚「よいか相手は関羽が治めてた荊州だ。必ず防衛体制は完璧なはずだ。」
そう呂曚が予想してる通り関羽は敵軍が進行してきた場合に備えて荊州の各ヵ所に狼煙の連絡台を築いていたのだ。しかし流石呂曚である、既に物見に探らせ連絡台の事に気付いていたのであった。
陸遜「ホォ~狼煙の連絡台ですか、流石関羽防衛には不備はありませんな。」
呂曚「陸遜、感心してる場合では無いぞ。この連絡台を如何にして攻略するかでこの後の進軍に大きく関わって来るのだぞ。」
この時陸遜は微妙な笑みを浮かべた。
呂曚「陸遜さては何か策があるのだな。」
陸遜「ハイ。」
呂曚「では聞かせて貰おうか。」
陸遜の策とは…兵士の数名を商人に化けさせ連絡台の兵を油断させ連絡台を占拠すると言う作戦であった。
呂曚「陸遜、面白い程に次々と占拠出来たな。」
陸遜「ハイ。残るは荊州城のみです。」
呂曚「オウ。この勢いで荊州城に攻め入るぞ。」
兵士「オゥ~」
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