樊城戦

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関羽軍 兵士「関羽将軍~一大事です」 関羽「どうした。落ち着いて報告するんだ。」 兵士「荊州が呉軍によって制圧されました。」 関羽「なんと!荊州が陥落だと!。」 兵士「呉軍は荊州を陥落させた後、荊州の残党兵を呉軍に組み入れ襄陽まで進軍。襄陽城も陥落したそうです。」 関羽「なんと!襄陽まで!呉軍の大将はだれだ!」 兵士「呂曚。副将に陸遜だそうです。」 陸遜…関羽にはいや関羽軍全員には聞き覚えがあった。 関羽「陸遜!あのふぬけ野郎か!」 関平「あれは芝居だったのでは。」 陸遜…実は関羽達とは面識があった。陸遜が荊州に隣接する呉領の重要拠点の守将に任命された際関羽達に挨拶に行っていたのだ。勿論馬鹿のように振る舞ったのは相手を油断させる為だった。 関平「父上。これでは後方には呉軍率いる大軍。前方には樊城に籠る曹仁・徐晃連合軍。完全に挟まれてしまいました。」 関羽「ん~よし先ずは襄陽に出陣襄陽を取り返す。」 周倉「関将軍それは危険に御座います。襄陽に出陣した場合魏軍が後方から追撃して来るでしょう。」 関羽「ならどうするのだ。周倉」 周倉「ここは麦城に退き本国からの救援を待ちましょう。」 関羽「うむ。それが良策だな。全軍に通達我々わ麦城に撤退だ。」 こうして関羽軍は麦城に撤退言うまでも無いが…この時魏軍による追撃・呉軍との戦闘によって関羽軍の兵力は半数以上は失った。
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