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綾「着いたぞ。」
綾が言うとドアをノックした。
晃「どうぞ」
中から優しい声がして綾はドアを開けた。ただ広い部屋の窓側に1人の男が立っていた。
晃「いらっしゃい(笑)まだかまだかと首を長くして待ってたんですよ(笑)」
綾「ただいま(笑)約束のお二人をつれてきましたよ(笑)兄貴悪いがSPを出してくれる?」
綾が言うと晃は手で払うような行動を起こした。
SP「外に出ていますので」
SPがいなくなったのを確認すると
晃「山本ありささんと綾瀬葵さんですね?初めまして、五十嵐晃(いがらしあきら)です」
二人は静かに頷いた
葵「私達が呼ばれた意味が良くわからないんですが?」
葵の質問に晃は
晃「まあまあ立ち話もなんですから。紅茶を飲みながら話しをしましょう(笑)紅茶も入れてありますので…こちらに」
綾達が席に座り紅茶を一口飲んだ時
晃「あなた達には私と綾の婚約者になって貰います(笑)」
その言葉を聞いた葵は持っていた器を落としありさは紅茶を吹き出した。
綾「兄貴いきなりそんな話ししたら二人が驚くだろ」
晃「はっきり言った方が良いだろうと思って…ところで何時までそんなダサい格好しとくのだ?」
晃の言葉を聞いた綾はメガネを外して七三だった髪の毛をワシャワシャと元に戻した。
晃「それでこそ私の弟だ(笑)」
綾「学校にこの格好で言ったら女子がうるさいんだよ…兄貴も分かるだろ(苦笑)」
その言葉を聞いた晃は身震いをして頷いた。そして、まだ固まってる葵とありさを見て紅茶を飲んだ。
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