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あ・葵 「あっあの…SPってなんですか?」
綾 「おっ!きれいにハモったね。まぁそれは後で話すから付いて来て。ここから結構歩かないと行けないんだ…それに授業も始まってるからね」
葵 「いけない!?先生に話を…」
綾 「あっ!担任には俺が連絡しといた。まぁ俺らが何しようと先生は何も言えないけどな」
あ 「あの…五十嵐先輩性格変わってません?」
葵 「私も思った…それに何か俺様みたいになってません?」
綾はいたずらっ子のような顔をして
綾 「これが本当の俺。学校で真面目君やってるのは女子がうるさいから…あんな毎日毎日付きまとわれたら嫌だろ?」
葵 「そんなに付きまとうのですか?私達はまだ一年で先輩達の事良く知らないんですが…」
綾 「そうだよ(笑)だから君達を選んだんだ。ちゃんとした意見で俺達を見てくれるだろ…俺らに寄ってくるのは、金や体、俺の家とかが目当てだし」
少し淋しそうに綾が話した。
葵 「そんなに五十嵐先輩の家は金持ち何ですか?でも…お金持ちならこんな公立の高校にはこないてますよね?」
綾 「まぁまぁ…俺らの事は後で分かるから大丈夫だよ♪それにゆっくりお互いを知れば良いだけだし」
そう話すと綾は話さなくなった。
葵「ハァッ…ハァッ…あの五十嵐先輩まだ歩きますか?」
(この二人歩くスピードが速くて付いていけないし足は新しい革靴だから靴擦れしてるし(涙))
綾 「後十分くらいかなぁ?歩くスピード速い?少し休む?」
あ 「ごめん~葵歩くスピード速かった?今度から少しゆっくり歩くね」
葵 「いやいや…久しぶりの革靴で靴擦れ出来ちゃったみたいで…」
(何か二人に迷惑かけたみたい…もう少し我慢すれば良かった(汗))
あ 「あっ!あそこに公園がある。あそこで少し休んでいきませんか?私も疲れたし、葵も靴擦れ何とかしないといけないので」
と綾が頷いたのを見てありさと葵は公園のベンチに座った。
葵 「かなり歩いたのにまだ後十分って…」
(明日は筋肉痛で多分動けないかも…(汗))
あ 「はい♪バンソーコ。私良く失敗して傷だらけになるから(笑)」
葵 「ありがとう♪なんかごめんね…もう少し我慢すれば良かったかな?」
あ「何言ってるの!?バイキン入ったらどうするのよ」
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