968人が本棚に入れています
本棚に追加
/120ページ
葵 「それにしても、五十嵐先輩どこに行ったんだろう?」
あ 「ねぇ、葵は五十嵐先輩のお兄さんって見たことある?」
葵「五十嵐先輩も知らないのに…お兄さんなんて全くわからないよ…」
あ 「そうだよね↓私も知らないのになんで呼ばれるのだろう?」
葵 「ほっほら、私みたいに生徒手帳落としたとか…」
あ 「私そんなドジじゃないよ(笑)」
葵 「…」
(すみませんドジで(涙))
あ 「あっ…別に葵をドジとか思ってる訳じゃないからね」
葵 「あっありがとう」
二人は気まずくなり下を向いて黙ってしまった。
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
綾 「遅くなってごめん!車回してきたから乗って♪綾瀬の足酷そうだし」
と葵の足に張ってあるバンソーコを見て言った。
葵 「わざわざありがとうございます。私なんかの為に車まで…ってこの車に乗るんですか!?これってリムジンかなんかいうやつでわ…」
葵がびっくりして声をあげると
綾 「今、家に有るのがこれしか無くてさぁ…狭いけど乗って♪」
あ・葵 「狭くなんかないです(でしょ)」
綾 「まぁまぁ乗って。後ろから車来たから…沢辺だして」
沢「乗られましたね。それでは出発します」
綾に言われ沢辺という男が運転をしだした。
(なっなにこれ!?中ってこんなんなんだ!?二度と乗れないから良く見とこ)
キョロキョロしている葵に
綾 「そんなに珍しいかぁ?(笑)そこまでキョロキョロして車の中見る奴初めてみた(笑)」
綾が言うと葵は顔を紅くして下を向いてしまった。
あ 「ところで、どこに向かっているんですか?そろそろ行き先位教えてくれてもいいんじゃないですか?」
葵 「五十嵐先輩…」
綾 「綾でいい。」
葵 「綾さんは…」
綾 「さんもくんもいらない綾って呼べ」
葵 「それでは綾。どこに向かってるの?」
綾 「俺んち♪」
あ・葵 「はぁっ!!何のために?」
綾 「だから俺らと話するために…兄貴今家から出れないんだよ。家業が忙しくて…だから俺らがそこまで行くわけ」
最初のコメントを投稿しよう!